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【嘘つけよ!】「資産1,000万円から増加スピードが上がる」は本当か?──500万→1,000万と1,000万→2,000万のリアルを比較してみた 

目次

はじめに:よく聞く“投資界隈の常套句”にツッコミたい

「資産1,000万円を超えると資産は加速度的に増える」
「最初の1,000万円が一番キツいけど、そこからは早いよ〜」

──嘘つけよ!!!

本記事では、投資界隈でよく見かけるこの「1,000万円から資産スピード爆上がり説」をぶった切りつつ、本当に資産が増えるフェーズとはどこなのか?
その背景にある“錯覚”や“本質”をじっくり紐解いていきます。


結論:1,000万→2,000万も、500万→1,000万と体感的には同じかむしろキツい

  • 500万→1,000万:
     まだ節約・副業・残業・転職などで「ガツガツ稼げる」余地がある。
  • 1,000万→2,000万:
     年収は上がりづらくなり、支出も増える(家・子ども・老後)。投資頼みになる。

→ つまり、むしろ後半の方が精神的にも伸び悩む人が多いのが現実


よく言われる「加速度的に増える」説──その根拠とは?

投資クラスタが言う「1,000万を超えると加速する」説は、主に以下の理屈に基づいています:

✅ 複利効果が実感しやすくなる

  • 100万円 × 年利5% → 年間5万円の増加
  • 1,000万円 × 年利5% → 年間50万円の増加

「金額ベースの増加スピード」は確かに上がります。

しかしそれはあくまで**“理論上”の話**。

現実には以下のような問題が生じます。


なぜ1,000万円以降の資産形成は“加速しにくい”と感じるのか?

🔻 投資額が大きくなると、リスクも精神的負荷も増す

  • 100万円の投資で-20%(→▲20万円)はまだ許容できても、
  • 1,000万円の投資で-20%(→▲200万円)はメンタルにくる。

→ 結果、「全額突っ込む勇気」が減って、守りに入りがち


🔻 ライフイベントで支出が増える

  • 結婚、出産、住宅購入、介護、教育費…

→ 「投資に回せる余剰資金」がむしろ減っていくケースも。


🔻 副業や転職の伸びしろが減る

若いうちは「バイトを増やす」「副業始める」「転職で年収アップ」が可能でも、
年齢が上がるほど行動できる余地が小さくなる

→ 年収停滞 or 守りのフェーズに突入しがち。


じゃあ“資産が加速する人”は何が違うのか?

実際に資産形成が加速している人たちは、以下のような特徴があります:

✅ 継続的に高収入 or 収入源が複数ある

  • 年収1,000万以上 or 複数の事業・副業収入
  • 「資産=投資の成果+労働の成果」で構成されている

✅ 冷静にリスクを取るマインドがある

  • 株価下落時にも買い増せる胆力
  • 長期視点でブレない投資方針

✅ お金を「加速装置」として使っている

  • 資産を「守る」より「育てる」視点で使う
  • 法人化・節税・レバレッジなどを理解している

大事なのは「1,000万」の壁ではなく、「思考の壁」を超えること

多くの人は「資産の額面」ばかりに注目しますが、本質はそこではありません。

✅ お金を増やせるかどうかは、以下の3つの要素のかけ算です:

  • 収入力(給料+副業など)
  • 投資力(資金+知識+メンタル)
  • 思考力(戦略・判断・リスク感覚)

まとめ

  • 「1,000万円から資産が加速する」は理論上は正しいが、現実は別物
  • 金額が大きくなるほど精神的なプレッシャーも大きくなる
  • 生活環境・支出増加・行動の鈍化でむしろ“伸び悩む”人が多い
  • 本当に加速できるのは「収入・投資・思考」がすべて揃っている人
  • 誰でも加速できるわけではない。仕組み化と継続がカギ
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